B型肝炎はキスや性行為で感染する

B型肝炎はキスや性行為で感染する

B型肝炎ウイルスの感染者は年間約2万人増加している

最近のB型肝炎ウイルスの感染は、主に性行為によって増えていることは間違いありません。B型肝炎ウイルスは主に血液によって感染しますが、体液や唾液などで感染する可能性もあるからです。また、1988年以降は医療現場に於けるB型肝炎ウイルス感染対策が進み、医療現場に於ける感染は殆ど考えられなくなっています。

また、母子感染以外の家庭内感染は有り得ないことが科学的にも証明されています。例えば、以前は言われていた様な、食器やタオルなどからの感染や食べ物を経由する感染などは有り得ないことが通説となっています。
一方で、B型肝炎ウイルスの感染者数は一説によると年間約2万人のペースで増加しているのです。

キスやセックスに注意

従って、現在の感染者数の殆どは性行為で感染していると考えられます。
性行為は相手の血液に触れる訳ではありませんが、血液から体液や唾液にB型肝炎ウイルスが入り込むと考えられています。つまり、キスやセックスによってB型肝炎ウイルスに感染するリスクは多いに有ると言えます。また、オーラルセックスやアナルセックスも同様です。従って、特定のパートナー以外とのキスやセックスは注意しなければなりません。最も安全な方法はコンドームの使用です。

このことはB型肝炎予防だけではなく、エイズや他のウイルス性感染症や性病の予防になることは言うまでもありません。
つまり、一時の情熱や快楽の為に、自分の大事な健康と将来を危険に晒すことを知らなければなりません。

また、自分がB型肝炎ウイルスキャリアーと自覚している人は、自分のパートナーが感染しない様な配慮が必要なことは言うまでもありません。